“The Pleasure Principle”は、Janet Jacksonにとって大きな飛躍となった1986年リリースのアルバム “Control”から、数えて6番目のシングル。1987年5月にリリースされたこの曲の詞とメロディーは、Princeの元キーボードで、The TimeのメンバーだったMonte Moirによるもの。この“The Pleasure Principle”は、R&Bシングル・チャートで全米ナンバーワンの快挙をとげ、これによりJanetは、1枚のアルバムから5曲ものR&Bナンバーワンヒットを生み出した初のアーティストとなった。 なんと言っても、この曲のカルト的な魅力は詞とメロディー。そのミステリアスな詞では、男のリムジンに乗せてもらっても、悪い関係は一夜限りと歌っている。アルバム“Control”に見られる典型的なドラムのヘビーなリズムとは一線を画し、“The Pleasure Principle”は、ロックのビートが身体を揺さぶり、エレキギターが魂をかき乱し、親しみあるJanetの声に自然と足が動き出すといった風。ミネアポリス・サウンドに深く根付いた、ファンキーで新鮮なトーンなのだ。 また、この曲のプロモビデオはビジュアル的にも素晴らしい。特殊な手法を使って音と動きを効果的に、完全に融合させており、映像を見ずには曲が聴けないというくらい、曲と映像がマッチしている。このビデオ、Janetを最先端のアーティストとして確立させ、「JanetとMichael、ダンサーとしてどっちが上?」という論議もかもし出したほど。また、ビデオの最初の瞬間から誰もが気づくのは、Janetのまったく新しいルックスだろう。濃いめのジーンズ、ストーンウォッシュのジャケット、そして落書きロゴのついたミステリアスな黒いTシャツ。そのPleasure PrincipleのTシャツが、20年経った今、ついに入手可能になった! 他では入手できないこのTシャツであの時代をキャッチし、Janetの斬新なスタイルにあやかろう。 トリビア
- “Flyte Time”プロダクションのJimmy Jam & Terry Lewisは、このシングル“The Pleasure Principle”の制作にはほとんど関与していない
- “The Pleasure Principle”のプロモビデオの振り付けをしたのは、Paula AbdulではなくBarry Lather
- これは、Janetがバックダンサーなしで単独で踊った最初のビデオ
- Janetは“The Pleasure Principle”で、Michaelは“I Can't Stop Loving You”でと、2人同時期に“Billboard Hot 100”にシングルアルバムでランクイン
- Janetは1988年のMTVビデオミュージック・アワードでベスト・コリオグラファー(振付師)およびベスト・シネマトグラフィー(映画撮影)を獲得
- 1988年、Bobby BrownはRCAレコードのパーティーで、Janetの“The Pleasure Principle”に出演すると言ってJanetを口説き落とそうとしたが失敗。Brownは後にWhitney Houstonと結婚した
- Janetは、1990年の“Rhythm Nation”デビューツアーまで、“The Pleasure Principle”をライブでは演奏しなかった
- Jennifer Lopezは“The Pleasure Principle”のビデオを見て、ダンサーになりたいと思ったと告白している
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